てるる

デスプルーフ in グラインドハウスのてるるのレビュー・感想・評価

3.8
タラちゃんロドちゃんが組んで2本立て映画製作。
そのうちのタラちゃん監督作品。
日本公開時は別々で上映されてたけど、今回初めてフェイク予告編付きのUSA公開バージョンを観た。

カート・ラッセルは大好きなので、出演してる映画はほとんど観てるんだけど(子役の時以外)、サイコ野郎を演じてるの初めて観てちょっとショックだった。
なので初めて観た時はあまり楽しめなかった。

でも改めて観るとタランティーノ節が随所に盛り込まれててやっぱ面白い。
会話劇も女子トーーークになってるからか止まらない止まらない!
そんな中でも映画愛を忘れずに盛り込むあたりさすが。

序盤は「君たち主人公じゃないんかい!」、終盤は「え!そこで終わり?!」という驚き。
タランティーノだからこそ許されるラストという感じ。

それにしてもタラ作品に縁のあるスタント出身女優ゾーイ・ベルがカッコいい!
実際に劇中でも半端ない身体能力を見せる。
最高です!

ちなみにフェイク予告編は「感謝祭」「ナチ親衛隊の狼女」「Don't」などなど。
ロブ・ゾンビ好きとしては「ナチ親衛隊の狼女」目的だったけど、イーライ・ロス監督の「感謝祭」がグロすぎてヤバイ。
「マチェーテ」に続いて本編製作の話があったけど、未だに実現してないけど、グロすぎだから?
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