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シコふんじゃった。のromioのレビュー・感想・評価

シコふんじゃった。(1991年製作の映画)
3.5
いい!
なんもなくていい!平和だ〜。
やばい、最近はこんなレビューばかりだ笑。当たり障りのない映画が心地よい。完全に疲れているな俺笑

監督は周防正行監督。
shall we dance 、それでも僕はやってない、とかの監督なんですね。舞妓はレディ見たいと思っていた。

さて、今作の内容というと、
大学生のチャラ男が卒業のために相撲部に入部するという話。
チャラ男といっても、本木雅弘。イケメンだ!
見始めた時、相撲始めるのも唐突だし、おいおい、なんて思っていたが、後半の相撲大会においては、もう相撲がやりたくてうずうずしている自分がいた。
まさに、この映画の相撲部員のように。そう思わせた時点でこの映画の勝ち!みたいな感じがします。
技とかめっちゃあると思うけど、こうボンとぶつかる一発勝負、体全てをそこにぶつけるところが熱いね。

とそんなことを言いつつ、作品自体のテンションは終始けっこうたんたんと進んでゆく。
試合とかも、思っている以上には激アツみたいなことにはならない。田中の肉弾戦は見ていて気持ちいいが。
しかし、このテンションもまたいい。
あと、この映画が、前半主人公たちの登場、後半試合とこう前後半で二つに分けるならば、
その間にある物語のふとした谷間のシーンがこの映画で一番好きかもしれない。
悲しくてやりきれないが良すぎ!
25年前の大学の雰囲気もいい。
そして、オーバーザトップがめちゃくちゃ見たくなった。ロッキーも。
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