ロードオブザリングシリーズの前日譚。
前三部作では指輪に魅入られてしまっていまり、ヨボヨボしおしおになっていたビルボ・バギンスですが、本作ではドワーフ達による故郷奪還の旅に若かりし頃のビルボが同行します。
ガンダルフやエルロンド、サルマンなども登場。
ビルボと指輪との出会いや、まだ味方であるサルマンの姿などロードオブザリング世界の広がりが楽しめました。
トロールやゴブリンキング達との戦いなど戦闘シーンも魅力的！
巨人同士の争いに巻き込まれたりシーンも迫力満点で、3時間飽きさせない工夫が散りばめられています。
強いて言うなら今回の仲間達はガンダルフ以外全員がドワーフであり、数人くらいしか顔の判別ができないし、名前と顔が一致してるのがトーリンくらいしか居なかったのが残念。
なんか他の連中がモブにしか思えなくて「仲間感」を感じることができなかったんですよね…
前作では退屈枠だったフロドパート。
退屈さを加速させるキャラとしてゴラムが居ましたが、本作もゴラムが登場した瞬間に何だか展開も鈍化したような…
何あのなぞなぞ合戦…あんなシーンいるんか…
でもとりあえずこの三部作にはもう出てこなさそうなので一安心です。
