ロードオブの二番煎じに思ってたけど、こっちの方がオモロい( ͡° ͜ʖ ͡°)
思えばロードオブザリングの一作目公開時は、メディアもさんざん盛り上げて日本中の期待値MAXのなかで封切りとなった。ワタスが観に行った際も劇場は満席。だのに、長い上映終了後はあちこちの席から「悪くないんだけど、事前に言われてるほどじゃ…」な感想がチラホラ。
わかる、と思った。ヒットさせるべきとはいえ、先にハードル上げられすぎたんよね。確かに素晴らしい作品なんだけど、面白いかと言うと別、みたいな。
でも、今になって良さが分かるかな。こういうファンタジー大作は、3時間近くの長尺で、ストーリーはゆったりした王道の展開でよい。観客は温泉に浸かるように、ゆっくりと味わうべきなのだ。
だから「スターウォーズ」も「アバター」もあのスタイルで正解なのだろう。SW8は物語途中で「意外性」を挿入したが、そういうのは無用なの。最初から結末が分かってる、そのくらいでちょうどよいのだ。ドワーフの冗談シーンも「イスが潰れる」とか実にコテコテ。観客は誰も笑わないくらいのがいいのだ。温泉タイムにスリリングは求めてないのだから。
なので今更ながら魅力に気づいたことに、ピーター・ジャクソンに土下座(￣∇￣)なんなら、アマプラの『力の指輪』まで観ますね♪
