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9<ナイン> 〜9番目の奇妙な人形〜のtackyのレビュー・感想・評価

2.4
ティム・バートンがプロデュースしたアニメなので、素晴らしいはずなのだが、何故か後味の悪い作品となった。

まず、要の博士が全ての元凶である。
科学者として最低なのに、主人公たちを作って何をしたかったのか?自己満足の域を出ない行為である。

で、主人公の「9」のせいで、9人(あえてそう呼びます)のうち、5人の命が奪われてしまった。最後に安らかな昇天のシーンを入れても、誤魔化されないぞ。お前のせいで、全てが無茶苦茶じゃないか。

そして、これからが何も無い気がして、残された彼らはどうするのか?

あえて、人間を避けて人形にする意味は無かったと思う。これが人間なら、大変な悲劇であるし、逆に最後に少しは希望のある終わり方になったと思う。残念。
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