ぐっない

プラダを着た悪魔のぐっないのネタバレレビュー・内容・結末

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.8

このレビューはネタバレを含みます

びっくりした、こんなに良かったっけ。

余裕と元気が足りてなかったので全然映画観れてなくて、これなら!って観たけど、思わぬダメージ。

みんなすごいなあ。私は洋服好きだけど、きっと仕事にできないなあ。
本も映画も音楽も好きだけど、きっと仕事にはしないんだろうなあ。って考えて悲しくなっちゃう。
「君の影響で洋服好きになったんだと思う」って言ってくれる友達が服飾大学に通っていて、すごいなーって思ってしまう。
私はたぶん誰よりも現実主義で、でも誰よりも現実逃避が得意で、ものすごくプライドが高くて、頑張ることが苦手だから、好きなものを仕事に、とか怖い。
できるだけ傷つかずに生きていきたい。
そう思う自分がすっごくやだ。

このあいだ坂元裕二の本を夜中に読んでめっちゃ病んだ。
20歳でもう連ドラやってたって書いてあってええやばい私何も出来てないし何も持ってないってめっちゃ病んだ。
それで気づいた、私何かしたいんだって。きっとこれから歳を重ねてもすごい人を見て私は何も成し遂げてないって病むんだろうなって。

だからいやなんだよなー。日常の小さな幸せだけで生きていきたいのになー。

将来の夢、まだセーラームーンでもいいですか?
ぐっない

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