ワイカ

プラダを着た悪魔のワイカのレビュー・感想・評価

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)
4.7
大好きな作品。アン・ハサウェイ演じるジャーナリスト志望の冴えない女の子(アン・ハサウェイだからそんなわけないけど)が、腰掛け程度の気持ちで始めたファッション誌の雑用仕事で、メリル・ストリープ演じる鬼編集長の理不尽なしごきに耐えながら、人間としても女性としても成長していく話。何度見ても元気をもらえます。

とにかくアン・ハサウェイがかわいい。最初は地味な感じだったのが、みるみるうちに洗練されていく過程に目を奪われます。メリル・ストリープの鬼演技もすごくて、こんな上司の下では絶対に働きたくないと思わせてくれます。分かりやすいストーリーや音楽(ジャミロクワイはベタすぎてどうかと思うけどKTタンストールはとてもマッチ)、衣装もとても良いです。

この作品が出世作になったエミリー・ブラント(そのままのファーストネームで出演)もとても良い味を出していて、その後の彼女の作品は何を見ても今作中のエミリーにしか見えなくなりました(苦笑)。こんなに大女優になるとはこの時は想像できなかったなぁ。
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