たーぼーん

リボルバーのたーぼーんのレビュー・感想・評価

リボルバー(1988年製作の映画)
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とてもうまい出来上がりとなった作品だと感じ、シアターで観ながら結構皆で笑ってしまった。
全般的に楽しい作品だが、理不尽な暴力を振るわれた少年がその不条理を消化しきれず、相手と同じやり方で復讐しようとするところは、あぶない刑事で描かれ始めた犯罪の様子に近い。
バブル期の雰囲気も混ざりながら、柄本・尾美が全国ご当地巡りながらドタバタ旅行する雰囲気や各地域の情景は70年代のイメージとして僕が持っている部分である。