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マイライフ・アズ・ア・ドッグのmireiitoのレビュー・感想・評価

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『マイライフ・アズ・ア・ドッグ』
1985年
監督、脚本 ラッセ・ハルストレム
スウェーデン
ニューヨーク映画批評家協会賞最優秀外国語映画賞
ゴールデングローブ賞最優秀外国語映画賞


『ショコラ』の監督であるラッセハルストレムの作品。彼の作品は、綺麗だと思います。
主人公の少年がライカ犬のことを考えるときに見上げる星空が印象的でした。
ラッセハルストレム監督が有名になったきっかけとなったこの作品はひとりの少年が生死や性を知る物語でした。
お兄ちゃんにいじめられても大好きなお母さんに怒られてもお母さんと離れて暮らすことになっても、自分は運が良い方だと考えようとしていました。自分の意思ではないのに充分な食料も積まれていないのに宇宙に打ち上げられたライカ犬と比べたら、自分はそれでも運が良い方だと何度も言っていました。
大好きなお母さんも大好きな犬も本を読まされていたおじいさんも亡くなってしまって少年は生きること死ぬことを学びました。
田舎のお家にすむことになって出会った男の子っぽい女の子と仲良くなり、性を学びました。
切ないけど村の人は面白いしほっこりする感じの映画でした。
少年はよく笑います。
わたしは、題名の意味が気になりました。犬のような人生?
犬というのはライカ犬だと考え、ライカ犬くらいの人生?
もっと深い意味があるような気がしてラッセハルストレムの作品をもっとみて彼を知りたいと思いました。
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