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ロッキー・ザ・ファイナルのぉゅのレビュー・感想・評価

ロッキー・ザ・ファイナル(2006年製作の映画)
3.9
2023年 鑑賞 23-114-22
BS松竹東急 土曜ゴールデンシアター(吹替) にて
「ロッキー4/炎の友情」「ランボー 最後の戦場」等のシルヴェスター・スタローン監督・脚本・主演による、ある日テレビ番組の企画で、現世界ヘビー級チャンピオンであるディクソンと現役時代のロッキー(シルヴェスター・スタローンさん)とのバーチャル試合の結果がロッキーのKO勝利だったことから、ロッキーはプロボクサーとして復帰し、復帰戦でディクソンとのエキシビションマッチへ挑むロッキーの姿を描いた、前作から16ぶりのロッキーシリーズ第6作目で完結作。

ー ロッキー&クリードシリーズ集中鑑賞 もうひとつの完結篇 ー
秒殺の魔王で嫌われたチャンピオンのディクソン 次の相手は?、不屈の帝王で愛された元チャンピオンのロッキーの今は... あのお墓は?

エイドリアンの命日と赤いバラの花束とロッキーとポーリー(バート・ヤングさん) ジュニア(マイロ・ヴィンティミリアさん)は?、今も愛されているロッキーとそれをプレッシャーに感じ父と距離を取りたいジュニア、あのシーンであの曲のスローver. がかかるのズルい!泣きそう... ロッキーの高揚を表した音楽なんだろうな!やっぱりロッキーには家族なんだなぁって改めて感じる!、ロッキーの店の名前イカしてる!、スパイダーという名前の客、バーテンダーの女性、ロッキーの話... 1作目を感じる!が... ある電話と回想... 、ミッキーの看板とこの町もポーリーらもは壊れている?、あのスケート場か!、過去やエイドリアンのこととロッキーとポーリーの言い合い、悪態つかれた時のロッキーの対応や行動がいい!とても紳士だ!「ここに光あれ」、テレビ番組のある企画で...

“ロッキー ぶっ倒されるの承知でリングに戻るには根性がいる だがお前ならできる 内に秘めた思いだ!”
1作目に登場した不良少女のリトルマリー(ジェラルディン・ヒューズさん)が母になりロッキーと再会、マリーの息子ステップス(ジェームス・フランシス・ケリー3世さん)との触れ合いやあのテレビの企画を見たことでふつふつ「時代は変わった」と反対するジュニアとある情熱が沸き上がって来る、ロッキーが健康?ここがリブートっぽいシーンの所以、マリーの選択とポーリーの言葉、ディクソンとのエキシビションマッチの話とロッキーの思いとジュニアの言葉「老いぼれの闘犬が古い傷を新しい傷で隠したい?」、マリーが押したロッキーの背中「(情熱を再び)燃やしなさい それがロッキーよ」、記者会見と瞬間沸騰機のディクソンと内に感情を秘めるロッキー、ジュニアの来訪と「自分に自信を持て」と「もうやめてくれ!」、「エイドリアンに言った こいつは世界一の男になる!」、ランボーのジュニアにかける言葉にホロっと来る...

墓前の親子の雪解けシーン最高!、影の功労者デューク(トニー・バートンさん)の登場!アポロのトレーナー時代から6作の皆勤賞の一人で名トレーナー!、あの曲とロッキーのトレーニングシーン また泣いちゃうよ!、パンチとランニングに重量上げ、生●一気飲みはもういいって、おっ!吊るし精肉叩き!、パンチと雪舞いとロッキーのガッツポーズとあの場所、ディクソン vs ロッキー口撃試合
ロ「俺は負けるためにベガスに来たんじゃねぇんだよ」
デ「結果は見えてる」
ロ「勝負は終わるまでわからねぇぞ」
デ「80年代の言葉か?」
ロ「70年代だろ! よぅチャンプ!正直ビビってねぇか?」
ロッキー親子の仲とお守りの写真、ロッキー親子とマリー親子、不敗の王者 vs イタリアの種馬の試合が始まる、彼の聖書とロッキーコール、シナトラの入場曲と王者らしい入場曲、タイソンが...

上がるし祈るし声も出る試合展開!モノクロシーンの挿入も上がる!(●の赤やウエアのは黄色だけカラーとか最強だ!)、だから●いバラなのかっ!肉もそうかっ!エモい!、「やるべき事をやるだけだ」、リング上で戦っているロッキーに涙!やっぱりロッキーはリング上で戦ってこそだとつくづく思った!ラストの展開も沁みた!でも、あっちが判定で勝つ世界線も観てみたかった... えっ、あるの?
邦題の「ロッキー・ザ・ファイナル」は改めて作られた完結編を表していた!そして、今までのロッキーの栄光が店に飾られ、店でロッキー自身が自身の栄光を話し、ポーリーやジュニアやデュークも登場し、アポロやミッキーの名も出てきたし、更に今回はマリーやスパイダーもいて、新たにステップスや店の人々がロッキーの周りには絶対に愛すべき人たちが集まることを知り、やはり忘れてはいけないのがエイドリアン!今回は登場しなかったが、彼女がいなければロッキーの物語はなかったと改めて知った作品でもあった!そこが原題の「Rocky Balboa」を表したタイトルだったと思った!

「もう終わりだ 過去にしがみついてもしょうがねぇ」「そんなことはないよ!」「もうたくさんだ 俺に言わせりゃ思い出したくもねぇや! 過去に生きるのはやめろ! 過去なんかロクなもんじゃねぇ! さっさと忘れるに限る」「俺には宝物だ!」「俺にはゴミだ!」

「お宅らは俺の幸福追求を邪魔してるだろうが! 人をわざわざ遠くまで呼びつけといて “慎重に協議を重ねた末やっぱりダメでした” はないだろう そっちが仕事をするのは勝手だが 人の仕事を邪魔すんなっ! 自ら戦って欲しいものを得ようとする人間を邪魔する権利は誰だってないはずだぜ! 人間歳をとると失う物ばかり多くなる せめて残された物までも奪わないでくれ」

「どんなにキツいパンチだろうと どれだけこっぴどくぶちのめされようと 休まず前に進み続けろ! ひたすら苦痛に耐え前に進むんだ! その先に勝利がある! 自分の勝ちを信じるなら迷わず前に進め! 決してパンチを恐れるな! 他人を指差し自分の弱さをそいつらのせいにするな! それは卑怯者のやる事だ! お前は卑怯者なんかじゃないんだ! この俺の息子だ!」

「俺は負けるためにベガスに来たんじゃねぇんだ 勝負は終わるまでわからねぇぞ」

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