Mrsフロイ

警視庁物語 行方不明のMrsフロイのレビュー・感想・評価

警視庁物語 行方不明(1964年製作の映画)
3.5
警視庁物語シリーズ24本の最終作。
ドキュメントタッチで当時の世相や風景を背景に、リアリティの有る事件を刑事達が追いかけて行く。

舞台となる皮革工場やそこに勤務する大卒の研究員、そしてイタリアとの技術交流等、今観ても少しも古く無い。
街頭でのロケーションも雑踏の中で周囲の人々は撮影が行われている事に気づいていない様子。スピード感溢れる画面から、1964年東京オリンピック開催の年の日本のパワーを感じる。

スマホもPCも無いアナログ捜査がスピーディで魅力的なのは監督の職人技👍
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