アラジン

トレーニング デイのアラジンのレビュー・感想・評価

トレーニング デイ(2001年製作の映画)
3.9
主人公ジェイク・ホイト巡査 (イーサン・ホーク)が麻薬取締捜査課に志願異動の初日を描いた作品。
アロンゾ・ハリス刑事(デンゼル・ワシントン)とペアを組みLAのギャング街で麻薬取締としてのイロハを教わるトレーニングデイなのだが…

アロンゾ刑事こえぇ~(デンゼル・ワシントンの役柄のふり幅と演技力が凄いね!アカデミー主演男優賞受賞も頷けますね)
ロス市警の捜査官である事を武器に傍若無人なスーパー汚職刑事からのトレーニングは、ドラッグ購入者から取り上げたブツを捜査官として体で覚えろと脅迫して吸引させたり、売人組織と関わらせて金を強奪したりやりたい放題の無茶苦茶な内容。
そして汚職刑事仲間と結託して警官による大物売人の強盗殺人にまで巻き込まれ、ドラッグを吸引してしまっているジェイクは一人だけ違う証言をする訳にもいかず犯罪行為に加担(正当防衛で射殺した事に)せざるを得なくなる。
アロンゾには自身の保身のためにまとまった大金(100万ドル)を得て今晩中にある組織へ支払うという計画があり、巻き込んだジェイクを言葉巧に諭して知らないうちに大物売人殺害の報復生贄として組織の要人宅に置き去りにする鬼畜っぷり。

絶体絶命のピンチを救ったのが日中独断で行った正義の警官としての振る舞い(路地裏で少女を強姦犯から救出)で、生き延びたジェイクはアロンゾへ正義の制裁をすべく対決に向かう。

いやぁ~それにしてもとんでもない一日ですこと。。。
アロンゾが大金を支払う期日に新人を巻き込んでの強盗殺人が全て計画通りだったと考えるととんでもないヤツだね~
自分ならそれでも最後までトレーニングなんだと信じてしまいそうだわ…
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