夢に入り込み夢内に仮想現実空間を作り込み潜在意識にアイデアを植え付ける事ができるだとー！
とんでもない世界観なうえに見事な映像美も加えて非常に複雑で深い哲学的でもある作品。
夢のなかでは夢の夢のなか（2階層）に更に夢の夢の夢のなか（3階層）まで登場し、それぞれ違う時間軸など混乱するくらい複雑ではあるが、巻き戻して振り返って理解しながら見ると面白い。
夢と現実の世界・人間の精神と意識など心理状態や思考について深く考えさせられるね。
ラストのコブ（ディカプリオ）が帰宅したシーンは果たして本当に現実世界なのか、または夢なのか…
今までの夢のなかでは振り向くことがなかった子供たちは振り返って抱きしめられてはいるが、トーテムの駒は止まりそうでもあるが回り続けたまま終わらせ、結論は鑑賞者の判断に委ねるというね…
