アラジン

るろうに剣心 最終章 The Beginningのアラジンのレビュー・感想・評価

3.8
シリーズ第5作目
全ての始まりの物語。

幕末動乱期の1864年、倒幕を目指す南西雄藩の維新志士達と新時代の幕開けのため刀を振ることを誓い、類まれなる剣術によって徳川幕府の佐幕派要人を暗殺する「人斬り抜刀斎こと緋村剣心」の物語。
斬新なまでに血しぶきを撒き散らして斬り伏せていく殺陣は当シリーズでないくらいの見事な見応えですね。

剣心とその妻、雪代巴(有村架純)との出会いと因縁そして頬の十字傷への経緯が描かれており、倒幕派(新政府軍)vs佐幕派(旧幕府軍)による幕末の終盤期となった戊辰戦争の鳥羽・伏見の戦いを最後に、刀を置き流浪人となり去るシーンまで。
彼が再び姿を見せるのは十年後となると結ばれて完結。

シリーズ最後にて過去に遡った作品。
初作の舞台が1878年(明治11年)で2012年公開の作品(佐藤健公開当時23歳)
今作は2021年公開の作品で15年も前の描写を演じる俳優魂を感じるね(佐藤健公開当時32歳)
アラジン

アラジン