しりたん

アタック・ザ・ブロックのしりたんのレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
4.0
原題:ATTACK THE BLOCK


『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホットファズ』、
『スコット・ピルグリム~』っとコアな作品を出しているエドガー・ライト製作総指揮、ちょい役だけど『ショーン・オブ・ザ・デッド』、『ホットファズ』、『宇宙人ポール』などで毎度 毎度おもしろい役、“ぼんくら”を演じさせたら右に出るものは居ないニック・フロスト出演っと 来たら観ない訳にはいかない。
ストーリーもエイリアン退治がメイン。
子供の活躍が中心なのでグロシーンはあまり無いかと思いきや、しっかりと詰まっていて満足。それとテンポが良くてスピーディー。
キャストも個性が生きていて素晴らしく、程よいコメディー。
子供の会話に『ギアーズ・オブ・ウォー』、『28日後』などの言葉が例えとしてチラチラ入っていて笑ってしまう。
たまたま刀一振りでエイリアンを し止めたモーゼズに対し
「モーゼズ お前 忍者かよ」のセリフ、エイリアンが襲ってきた事を正直に、必死に伝えるモーゼズの仲間、ペストも面白い。

今では珍しいと言えるのかな?
エイリアンはCGではなく、あえて中身入り。
なので映像になじんでいる。闇の中から登場するエイリアンの
シーンで「目が光ってる」っとなりますが、実際は目ではなく、口をニ~ッっとした時にチラっと見える牙(犬歯の部分)が光っていて、それが目に見える。この発想は素晴らしい。
久しぶりに唸ってしまった。

最近 自己マン映画が多い中、今作はしっかり作られている。
なのに渋谷だけの公開はもったいなさすぎる!!
一箇所だけで公開していたら知名度だって上がらないのは
目に見えている。この様な隠れた良作を大手の映画館が
広めれば映画離れも減るのではなかろうか?
映画離れを止める為に日本のやっている事は、今現在話題の芸人やタレントを起用した日本語吹替え。
吹替えするキャストにマッチしていれば まだ良いが、聞くに耐えない棒読みだから怒りが こみ上げてくる。
棒読み吹替えを あえて使うなら字幕だけで結構です。
わざわざ金払って棒読みを聞きかされれば、
映画離れが増えるのでは??
今作もセル版出たらだれが吹替えに起用されるか知りませんが、声優本職の人で固めてもらいたいもんだ( ´・ω・)y─┛~~~oΟ◯
しりたん

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