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アタック・ザ・ブロックのはのレビュー・感想・評価

アタック・ザ・ブロック(2011年製作の映画)
2.5
あらすじ
少年ギャング団が女性を恐喝してたら、隕石が落ちてエイリアンが出てきた。
ムカついたし弱そうだから殺したら、後続の強そうなエイリアン達に狙われるハメになった。

感想
前半は割とワクワク出来た。
それぞれが武器を持ち寄って、子供達でエイリアンを迎え撃つ感じは結構燃える。
けど、後半、主人公がかっこよく活躍しはじめるにつれて、なにかっこつけてんだよこの犯罪者め、って気分がだんだん強くなってしまった。

子供だから更生の余地ありで、根は良い奴に描きたかったんだろうけど。
強盗をカツアゲとか、ちょっと可愛く呼ぶのもあれ。
みんなを守るためにエイリアンをやっつけた、ってのはただの結果論。
例えばあの女性が、結果的に助けた事は別として、恐喝したのは間違いなくあいつです、ってことをあそこで警官に言ったら?
主人公も、主人公を英雄視し始めた取り巻きも、やっぱり報復してくるイメージ以外湧かない。
彼らを素直に応援する気になれない理由はそこ。


以下宇宙人強さ評価

エイリアン
全長2メートル程度、全身がベンタブラック®️のように真っ黒な生命体。
歯だけが蛍光色に光っている。
雌の体毛は白く、歯も発光せず、黒いものは全て雄と思われる。
鋭い牙や腕力で人間を殺傷する事は出来るものの、室内で、刃物を持った子供や女性2、3人に撃退、殺害される程度の力しかない。
これは地球産の野生動物と比較すると明らかに貧弱。
仮に同じ状況で、襲って来たものがチンパンジーの成獣であったら、その場の全員なす術もなくなぶり殺しにされていた事だろう。
そしてチンパンジーは、猛獣として強い部類ではない。

恐れの感情もまるで見えないところから、知能も地球産の動物より低い物と思われる。
特殊な能力も持たない為、頼みの綱は物量のみ。
銃を持たない人間に殺される程度なので、他の宇宙人や宇宙生物と闘うのは自殺行為に等しい。
おそらく最弱の座は揺るぎないと思われる雑魚クリーチャー。


科学力:0
頭の良さ:2
兵器:0
身体能力:3
兵力数:4

総合9

妄想対決

vs.ピッチブラック
釣り合う強さのクリーチャーがこれくらいしか居ない。
最大の長所である物量で上回られている為勝つ術がない。
負け。

vs.クワイエットプレイス
物量でなんとかなるか?
と思わせるもの、身体能力に差がありすぎ。
負け

番外
vs.ディセント(一作目)
宇宙人ではないが、同じくらい弱そうなクリーチャーで思いついたので。
物量も同じくらいに思えるし、かなり拮抗した戦いになるかも。
ディセントのクリーチャーは洞ガールに素手で殺されていたので、さすがにこれよりは上か。
辛勝。
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