ボンド、とうとう宇宙へ。1979年作品、2023年の今、スペースシャトルって既に懐かしい存在になってしまった感があるが。
イグアスの滝、グアテマラのティカル遺跡、そして、宇宙ステーション（？）。人間が行きたいと思う場所がロケ地選定されていて、私は好きだ。
現在の人間界への不満から、全人類の滅亡を願い新たな世界を創造する。よくある物語ではあるが、現実世界でもそう考えている人間はいて、そのお伽話に簡単に乗っかってしまう群衆とその予備軍も多数存在するだろう。
話の次元は違うかもしれないが、昨今のsns上での少なくない対立の先鋭化を見ていると暗澹たる気持ちになる。
ジョーズ、これで登場するのは最後なのかな？ピエロ的扱いだったという理解で良いのだろうか。彼がいなかったら物語が進まない仕掛けになっていたが、評価は分かれるところだな。
おそらく日本人をモチーフにしたキャラが出てくるが、剣道、もう少し丁寧に扱って欲しくはあった。武道における礼儀とかガン無視だしね。
