ブロークバック・マウンテンのさっこのネタバレレビュー・内容・結末

録画してたものを鑑賞。
最初は特に会話も少なく美しい景色や羊を観る感じで、どうなるんだろ…て不安になった。でも、最後は切ない気持ちでいっぱいになった。
時代の背景として同性の恋愛が今よりもっと認められてなく、自分を肯定できず、もがいている感じが伝わってきた。
世間の目を気にしていわゆる普通の生活を送るけど、お互いがどこかで何か足りない虚しさを感じ日々を過ごしているつらさ。
同じ状況は想定できないから感情移入が難しい点もあるけど、人を愛することについては性別関係なく共感できる部分があると思う。
2人で過ごすことが最後となってしまった山のシーンはほんとに胸を締め付けられた。
最初に山に忘れてきたシャツが、映画の重要なシーンとなるなんてすごいオシャレな映画だと思った。