ソニックユースの惹きもさることながら、ヨラテンが関わってるときいて、それだけで観てしまった映画です。
例えるなら、変拍子。
何度えぇっ？ここでそれっ？って思ったことか。
あらゆるところで、ズレや余剰が挟まれるすっごい独特なテンポ。そして、繰り返し繰り返しまるで遠慮することなく、しょっちゅう響くギターの旋律。こんなとこ、ゴダールを確かに想起させてくる。
素直に気持ちを言えば、好きな作品とは思えないけれど、中盤のダンスシーンは一気にテンションが上がりました。船の上での青空セミナー中の苦々しいデニスの顔とかもよかったなーw
個人的にどうやら良さになるべき味が、とっつきづらい癖に感じてしまったようで、途中から集中力が散漫に。
でも、なんだか最後はいい形に収まってて不思議と余韻が良かったりするし。
