mimocyanさんの映画レビュー・感想・評価

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アンフレンデッド(2015年製作の映画)

2.8

「Unfriended」
SNSにおいて、友人関係のリンクを解除すること
言うなれば、現代風の「絶交」

SNSが映画の中に組み込まれることは今や珍しくないけれど、映像のほぼ全てをその中で撮りきってし
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海がきこえる(1993年製作の映画)

3.6

ドラマティックでもロマンティックでもない
けれど高校生の頃の限界とか、尺度とか、皮膚感覚で覚えてる手を伸ばせそうな距離感とか
そういうのが詰め込まれてて、見た目以上に古さを感じない
むしろ、あぁこの形
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思い出のマーニー(2014年製作の映画)

3.2

全然入り込めずでした、終盤までは
杏奈の心の動きに全くついてけない、理解は出来ても共感が出来ない
なぜ、物語が転がっていってるのかいまいちピンと来ない
ないないづくしでこのまま終わっちゃうんだろうか…
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

3.5

すんごい意外な作品でした
終始アニメーションの凄さに圧倒されるばかりだった2時間超
ラフ画と水彩で全てを作り上げたような柔らかな世界、その中でくるくると踊り、跳ね、駆け回るかぐや姫を観てるだけで湧き上
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ビフォア・サンセット(2004年製作の映画)

4.0

なんだかもう、ぐうの音も出ないくらいにわざわざ言うことがない
サンライズと同じ長い長い会話劇
しかし前作と違うのは、今回は2人の間に9年の時間という新たな隔たりがあるということ
9年もあれば大抵の人生
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ルーム(2015年製作の映画)

3.8

2つの側面がある映画だと思います
ひとつは、5歳から「世界」をはじめた子供目線の話
もうひとつは、監禁事件の被害者のその後を描いた話


かつて日本でおこったある監禁事件被害者のお父様が残した言葉で、
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隣人は静かに笑う(1998年製作の映画)

3.7

自分の多感だった時期と被っているからかなんなのか、90年代ってもう20年は昔なのにそんな過去だってことが未だにピンとこなかったりします
けれどそんなピンとこない90年代も、やはり映像として見てしまうと
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ニューヨーク 眺めのいい部屋売ります(2014年製作の映画)

3.5

眺めのいい部屋っていいですよね
快適さはお金があれば大抵叶えられるけど、その部屋から見える景色は巡り合わせでもあり、その街の変化とともに時を共にしてこそ得られるものでもある
家そのものよりも自分だけの
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神様メール(2015年製作の映画)

3.2

うっわー
久しぶりにおフランス感ブリブリなノリの映画見ました

ブリュッセルに神は住んでいる、という大胆な導入からはじまり洗濯機からしか外界に出れない摩訶不思議なつくりのお家のなかで神様御一家は生活な
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永い言い訳(2016年製作の映画)

4.0

元木雅弘すごく良かった
細くいびつな線のような主人公を見事に演じきっていたと思う

乗り越えるってどういうことなのか
乗り越えるって、よくわからなくないですか?
愛する人を亡くす…そこまではいかなくて
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ブライトスター いちばん美しい恋の詩(2009年製作の映画)

3.3

たまたま手に取っただけなのに、よりによってなんでこのタイミングで選んでしまったのか
裁縫だったり、日付けだったり…自分にとってあんまり思い出したくないひとのことを思い出す映画で、何度か挫折しそうになり
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.2

ユニークな作品です
物語の仕掛けからすると、かなり俗っぽそうなものになりそうですが、意外というべきなのか結構ちゃんと作られてます
なんとなく和製ホラーの影響が強いような気も

感染る?憑る?この場合ど
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わたしに会うまでの1600キロ(2014年製作の映画)

3.6

息をしようともがく時、全てが同じ方向にしか見えない時、人が出来ることはきっとわずかなものに限られていてそのうちの一つがただやみくもに進もうとすること

さまざまな言葉や歌と共に、過ぎていったかつての記
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嘆きのピエタ(2012年製作の映画)

3.9

人間にとってもっとも効率の良いエネルギーは愛だ。って言ったひとがいたけれど、それがもし復讐に形を変えたとしても、それは変わらないのだろうか。

映像特典でのキム・ギドクのインタビューによると、凶暴で残
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ぼくを探しに(2013年製作の映画)

3.5

「ヴェルヴィル・ランデブー」のシルヴァン・ショメ監督の長編実写初監督作品。

たまにえぇ~?と思うところもままあるんだけど、どうにも許せてしまうのは、作品が持ってる優しさのせいなのか。
ヴェルヴィル・
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青い車(2004年製作の映画)

2.8

「青い車」よしもとよしともの短編集収録の同名作品の実写映画。
公開は2004年。ARATA、麻生久美子、宮崎あおい。ある意味で非の打ち所がないキャスティング。原作を知ってる身からしても選ばれるべく選ば
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2つ目の窓(2014年製作の映画)

3.9

見終わって、漠然と思ったこと。
自分は何に命を感じるのだろう。

自然のうねり、人間の生き死に、途切れることなく流れる時間。万物を動かす大きな理の中にいながら、圧倒的に矮小な生の孤独。ふっと、目線をそ
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

4.0

紙をびりりと破るオープニングから、良さそうな期待感がありましたが、これは当たりだった。
子供が行方不明。探そうにもその痕跡すら消えていて、果たして本当に子供は存在したのか?と疑念を抱かせる。
こういう
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

4.0

ホーキング宇宙を語る…うちの父の本棚にもありました。ブラックホール、ビッグバンて言葉に飛びついたはいいものの、ぢぇんぢぇんわけわからず、読破もできませんでしたけど。

天才の頭の中を覗くような映画では
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鉄くず拾いの物語(2013年製作の映画)

3.3

ツアードキュメント映画「ジプシーキャラバン」では、ロマが歩んできた苦難の歴史から生み出された豊かな音楽に心動かされましたが、この作品では今まさに彼らが直面している厳しい現実を知れました。そして、自分は>>続きを読む

チェイサー(2008年製作の映画)

4.1

何度目だ韓国映画。また度肝を抜かれた思いです。面白い、ただただ面白い…そしてやっぱりエグい。

犯人は手の内に。しかしその証拠がない。いったい現場はどこなのか…掴めそうなのに掴めない。圧倒的に主人公側
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ロスト・リバー(2014年製作の映画)

3.4

光源と闇。その対比がいちいち美しくて、荒廃した町並みには廃墟好きの血が騒ぐ…。
映像は文句なしに大好きすぎた。

ファンタジックに描かれるある街の末路と都市伝説的背景の組み合わせはなかなか興味深い作用
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ヴァージン・スーサイズ(1999年製作の映画)

3.6

やっと見たシリーズ。
10代の頃、世間では過去に例を見ない凶悪な少年犯罪が立て続けに起こっていて、社会学者や心理学者が、自分と同世代の犯人の内面をあれやこれやと論じ、解き明かそうとしているのをメディア
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ぐるりのこと。(2008年製作の映画)

4.2

できればお家での映画はひとりでみたい派。
この作品はひとのうちで観賞。
いつもなら真っ暗にする部屋も煌々と電気がついていて、一緒にみてた相手が劇中だろうと思ったことをすぐ口にするタイプだったこともあっ
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コールド マウンテン(2003年製作の映画)

3.6

眠い中を強引に鑑賞したので、集中してちゃんとみれたとは言いがたい。そんななのに、なんでこんな長めのやつをチョイスしたのかと。でも、結果的に寝落ちすることなく155分見れてしまったことがこの映画の良さを>>続きを読む

オレンジと太陽(2010年製作の映画)

3.6

イギリスにて国家ぐるみで行われていた強制児童移民政策。またひとつ、歴史の暗部を学びました。13万人て数、尋常じゃない。
その内実は相当痛ましく、惨たらしいけれど、映画はいちソーシャルワーカーだったマー
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紙の月(2014年製作の映画)

3.8

最も美しい横領犯ていうコピーをどこかで見た気がするけど、あれは宮沢りえ自身を指していたようで、華麗さとか、手口の鮮やかさとか、そういうのではなかった模様。予想外に地味~な映画という印象ももったけれど、>>続きを読む

渇き。(2013年製作の映画)

2.5

今年の年始頃に初観賞。
錯乱。でもこれは狂気じゃない。役所さんはギャップを狙ったキャスティングなんだろうけど、上滑りしてたよ。暴言を吐けばはくほど、暴れれば暴れるほど、普通の人に見えてしまう。なんてい
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わたしは生きていける(2013年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

終末的な世界観は好物のひとつ。それ故か、厳しめに見てしまう傾向には御勘弁願いたい。
戦争やサバイバル要素真っ只中であるものの、これは完全に恋愛映画。
戦争の原因とか、ディテールの部分はあまり語られず。
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ジプシー・キャラバン(2006年製作の映画)

3.5

5つのバンド、4つの国籍、9つの言語。ジプシー音楽をルーツに持つ総勢35名によるジプシーキャラバンの北米ツアードキュメンタリー。

ジプシーってよくわからない存在でした。ざっくばらんなイメージでは、流
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愛おしき隣人(2007年製作の映画)

3.6

うだつの上がらない、たいして自分は幸せじゃない…街中でそっと漏らされるため息を詰め込んだような人々の憂鬱を描いた群像劇。

大きな不幸とはまた違う、日々生まれては消えていき、消えてはまた生まれるのサイ
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ルームメイト(1992年製作の映画)

3.4

別れた彼氏の代わりに寂しさを埋めるため、ルームメイトを募集したところ、ちょっと厄介な人が来ちゃいましたなお話。

や、実際はちょっとどころではないです。都会的で洗練された主人公アリーに魅せられ、同じ服
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

テレビを追われた元人気キャスターVS爆破テロ犯。
正直、話としては結構穴もあるし、韓国映画お馴染みの無能な警察のせい…とも言いきれない無理やり感もちらつきます。ワンシチュエーションものの命はアイディア
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