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のらくろ伍長のmitakosamaのレビュー・感想・評価

のらくろ伍長(1934年製作の映画)
3.2
のらくろ2作目。1作目の二等兵の頃は失敗ばかりのマヌケな新兵だったのらくろだが、話が進むにつれ段々有能になっていく。その始まりがこの辺りだろうか。
伍長になったのらくろ。休日で他の兵隊は家族の元に帰るが、野良ののらくろには家族が無い。
みんな軍の門の中では二足歩行なのに、外に出ると四つ足で駆けるていくのが可笑しみ。

のらくろは行く所も無く、焼き鳥の屋台に。その後公演の、何故かゴミ箱の中で寝ちゃう。

そしたら山猿連隊の兵隊が、猛犬連隊の秘密書類を強奪し逃走。それを見たのらくろが密書奪還の為に追いかける。

ここで山猿が登場だ。のらくろワールドでは猛犬を日本軍、山猿を米軍、豚を中国軍と比喩ってる。ここでの山猿は戦前の大使館員とかそんなかんじだろうか?「コレさえあれば戦争に勝てる」みたいなことを言う。
気球で逃げる山猿を、自ら打ち上げ花火で飛んで密書を奪還するのらくろだが、夢オチでしたー。夢オチかい!
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