ケンタとジュンとカヨちゃんの国のkumoのレビュー・感想・評価

自分とはあまりにも違う生き方で、この人たちが悪いわけではないけどこういう人たちとはあまり関わりたくないなぁと思ってしまう自分がいて、なんとも言えないやり切れない気持ちになった。この人たちの世界が開けてほしいと思う一方で世界を閉ざしているのはむしろこちらの方であるようにも思えた。みんな知らず知らずのうちに自分が生きる世界の境界線を決めてしまっているのかもしれないな。だからこそ「今」を壊していく姿が印象的に映ったのだと思う。