りょーこ

湖のほとりでのりょーこのレビュー・感想・評価

湖のほとりで(2007年製作の映画)
3.3
ノルウェー出身作家原作によるイタリア産ヒューマン・ミステリィ・ドラマ

フィルマの似た作品に挙がってるのって大抵なんでよ!ってなるけれど、『昔々、アナトリアで』は似てますw

とっても静かで長閑で平和なのにほんの少しだけ不安。

こぅさんオススメ有難うございます(=゚ω゚)ノ



イタリアの田舎村。

蛇伝説のある湖のほとりで、ある日女性の全裸死体が発見される。

被害者はアンナ。
見つけたのは少女と男性。

ジョヴァンニ警部は早速村人にあれこれ聞いて回ることに。

アンナの不自然な体勢から、親しい者の犯行と推測されるからだ。

穏やかで平和で何でも筒抜けな田舎の人間関係、その裏で一体何があったのか……



犯人探しというよりも、この村での人間関係、家族関係をじんわりと見せられるお話でした。

みんな何かしら悩みや秘密を抱えている。

警部も認知症の妻を抱え、その進行具合を娘に話せずにいたり

アンナは何故かホッケーを辞めていたり

とはいえ、警部の捜査、物言いは結構高圧的w
2007年とはいえ、なかなか酷い決め付けしまくりで、こちらがハラハラしましたww

そこからのいきなり犯人判明もどうなのか(笑)?
原作ではもう少しきちんと段階を踏んでいるのだろうけど。

伏線あった?って突然のラストではありますが、淡々とした展開と美しい風景が好きな方にはオススメです♪
りょーこ

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