フィルムの質感や独特な編集とBGMの差し込みに新たなセンスを感じるものの、矢継ぎ早に展開していく中で、登場人物の多さと容疑者の多さに困惑しながらも何とか食らいついて最後まで鑑賞。
翻訳もよく分からない所が何箇所かあって余計に「?」とはなりながらも、呆気なくサラッと犯人じゃない事が分かったり、犯人が分かったりする辺りも面白かった。
"よくある小難しい犯人探しの映画"と言えばそれまでの映画。
俺が大好きで似た質感がある映画「瞳の奥の秘密」ほど脚本が練られた上での別テーマや別のラインがある訳では無いものの、最後には「あーそれがテーマだったのね」とオチさせてくれた辺りも好印象の95分。
あっという間でした。
あと前半のミステリアスな雰囲気や後半に全く繋がらない蛇の話などツインピークスみたいな感じになるのか?と思いきや全然ストレートだったw
友達とかとサラッと見る分には適当な映画かと。