アラン・レネがデュラスに原作脚本を依頼、エマニュエル・リヴァ、岡田英次主演、叙情的な映像、日仏合作映画です。
序盤に被爆した人々の画像ありますので、そゆのお辛い方は気をつけてください。
原爆投下による未曾有の悲劇と恋人の死という個人的な喪失が交錯する。
時を経て記憶が遠のき、死別の痛みが癒えていくことを怖れる。新たな歓びを甘受することを拒絶する。
躰がここにあるのにもう居ないなんて、信じられないよね‥‥。
被爆地が復興し、人々が再び未来へと向かうことを祈らずにはいられない。
マルグリット・デュラス「ヒロシマモナムール」が新訳で出版されており、装丁も美しいので近々読みたいな。
またエマニュエル・リヴァが広島ロケ中に出会った風景や人々を撮影した写真集「HIROSHIMA 1958」もぜひぜひ手にとってみたい。
