イ・チャンドン監督の舞台挨拶と合わせて
やっとスクリーンで観れました。
原題は『密陽』韓国の街の名前で、監督が生まれ育った大邱から少し離れたところ。
監督は子どもの頃に、何もないありきたりな町なのになぜこんな詩的な地名なのかと思ったそうで、まさに人生はそういうもの、平凡な中に秘密の光がありそれを探すのが人生なのだと思いこの映画を撮るきっかけとなったと話してくれました。
監督の生に声を聴くことができて、感激でした。
人間の弱さや醜さ、全部身に覚えのあることで、自分の一部でもある。そういうのあからさまにされてしまう恐ろしい作品。
