Vegaさんの映画レビュー・感想・評価

Vega

Vega

映画(621)
ドラマ(41)

エクストリーム・ジョブ(2018年製作の映画)

4.2

リュ・スンリョン率いる麻薬捜査班のメンバーが可愛い過ぎるじゃないか!私もチームに入れてくれ!
撮影現場も楽しそうだ。

しばらくはソーシャルディスタンスやらをキープしなきゃいけないらしいが、早くこうや
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春を告げる町(2019年製作の映画)

3.8

via「仮設の映画館」

震災をテーマに演劇を創る少年少女を軸に、広野町の人々の暮らしを折り重ね、復興とはと問いかける。意気込んで観始めるも、ふわりと優しく温かく。さらに感慨を深くさせられる良作だった
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つぐない(2007年製作の映画)

4.0

冒頭、タイピングが響く室内、床には屋敷の模型から列をなして逃げ出すように並ぶ動物たちのフィギュア。方舟を目指すようでもあり後のダイナモ作戦を予期させるようでもある。そしてこの部屋の持ち主である少女がい>>続きを読む

ふたりのベロニカ(1991年製作の映画)

4.8

緑のフィルター越しの照明と鈍い赤、黄味掛かった光が刺して、ベルベットのような光沢の画面。
劇伴は鎮魂歌のように物悲しくも厳か。
イレーヌ・ジャコブの美貌は誰の目にも確かで、飽くことのない耽美な世界。
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チキンとプラム 〜あるバイオリン弾き、最後の夢〜(2011年製作の映画)

3.5

ロマンティックだね。
愛する人を慕い想い続けて音を奏でて。
彼女を、音を、喪った悲しみから死を選ぶ。
泣いてくれる人もたくさんいてさ、幸せなんじゃないかな。

女は現実を受け入れ、男はそれができないっ
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2重螺旋の恋人(2017年製作の映画)

3.7

螺旋階段の先にある診察室、シンメトリーの室内で施すカウンセリング、そこから導かれるミステリー。
双子の秘密は二重螺旋のいたずらのようで…
仕掛けいっぱいで飽きずに楽しめた。

8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

元気が無いときは強い女性を見るに限る。
韓国映画だったら、チョン・ドヨンかムン・ソリの出演作。

面白かった!
ムン・ソリかっこいいな。素敵だ!

信念を通す、誠意を尽くす、そんなフィクションに救われ
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国家が破産する日(2018年製作の映画)

4.0

1997年のアジア通貨危機、韓国においてこの経済破綻による人々への打撃は甚大で、自殺者が激増した。
近年翻訳された韓国の小説の中でもIMF経済危機を題材にしたものも多く、その傷の深さを知る。

今年初
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秋津温泉(1962年製作の映画)

3.7

決まり過ぎる構図と仰々しい劇伴、完璧な美しさの岡田茉莉子。
プロデュース、衣裳、主演をこなす岡田茉莉子がかっこいいでしょ。
半生をかけて想い待ち続ける男が長門裕之なんだけど、私はいまいち魅力感じず。
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.9

久しぶりに好きなポン・ジュノ。

ソン・ガンホが主演なので期待も高まったが、予想以上であったこと、素直に喜んでいる。
初見では興奮してサイコーとしか言えず、けっきょく感想をまとめられず今に至る。
貧困
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

誰かと出逢って一緒に暮らして家族になって…とにかくオープニングの輝かしい多幸感…あの時間は確かに真実だったのに。

人は不完全で幸せは儚くて愛は不確実ですね。

いつもながら、あ〜わかる〜!と唸らせて
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左利きの女(1977年製作の映画)

4.9

ベルリン天使の詩やまわり道などのヴェンダース作品の脚本を手掛け、この度ノーベル文学賞を受賞したハントケの監督作。

素晴らしかった!

通り過ぎる列車はまさに小津安二郎的で途中挟み込まれる「東京の合唱
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ハイヒール(1991年製作の映画)

3.8

大スターの母と平凡な娘。
アルモドバル版極彩色の秋のソナタ。
憎しみを抱いてもいつまでも母を諦められないんだな。

全身シャネルからの留置所のダサセーター(かわいい)などギラギラファッション釘付けです
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シャドウプレイ(2018年製作の映画)

3.7

ロウ・イエが足りない!もっとくれ!
体温求めてキリキリするようなやつもっとくださいって。
と思ったら検閲でだいぶ切られちゃったのね。ひょっとしたら最もロウ・イエらしい部分が、というか私の好きなロウ・イ
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熱帯雨(2019年製作の映画)

3.7

「イロイロ」がとても良かったのでアンソニー・チェン監督の新作をずっとずっと待っていたのですよ。
人と人とが優しくつながりあって、イロイロと同様に胸にしみる良作です。
漢字教えたり、ドリアン食べたり、抱
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ダメージ(1992年製作の映画)

3.7

自分の欠落した何かをただ埋めるような行為の虚しさ。愛でもなく性でもない悲しい磁力で引き寄せられたような関係。

ふたりの母親たちの存在感が地味に光ってた。M・リチャードソン迫力あるね、かっこいい。
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髪結いの亭主(1990年製作の映画)

4.0

幼い頃に街の髪結いに恋焦がれ、髪結いの亭主になりたいという願いがいよいよ叶うこととなった中年おじさんの話。
ママ手編みの海水パンツのおかげで性に目覚めはじめる少年時代とか、それも両サイドにさくらんぼの
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婚約者の友人(2016年製作の映画)

4.8

オゾンさま!やっぱり良い!この監督の描く女性がたまらなく好き。

舞台は第一次世界大戦後のドイツ、からのフランス。
人を殺し合う残虐性や愚かしさ、敵国への恨み、遺された者の絶望。
これは戦争の悲しみに
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列車旅行のすすめ(2019年製作の映画)

3.7

飽きずに最後まで突っ走った。
小説は妄想。ならば妄想性障害はストーリーテリングの才能かも。
何が事実で何が虚構か、現実と妄想が行き来して錯乱。
性的倒錯の合わせ技で頭の中が掻き回された。

湖上のリンゴ(2019年製作の映画)

3.7

辺境の小さな村で吟遊詩人アシュクを夢見る少年の、家族や友人との日常、実らない恋、師匠との別れ。田舎の村でも伝統は少しずつ影を脅かされていく。広大な大地と少年の眼差しが印象的で今も余韻が残ってる。

ブエノスアイレス恋愛事情(2011年製作の映画)

3.8

ビルが林立する都市の夜明けのオープニングでまず心惹かれる。「マンハッタン」オマージュかな。

靴箱と呼ばれる狭いアパートメントに住むマルティンとマリアナ。
ウェブデザイナーのマルティン、外出恐怖の克服
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悲情城市(1989年製作の映画)

5.0

玉音放送の流れる中で林家の長男文雄の子、光明が誕生する。象徴的に灯りを取り戻す冒頭。宴、親族の集合写真、九份から見下ろす穏やかな海、祖国返還の安堵と喜び。このオープニングだけで泣けてくる。

台湾返還
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紅夢(1991年製作の映画)

4.7

父親の死によって学業を諦め、継母の計らいで嫁入りを強いられ富豪の第四夫人となる。
主人の夜の通い先となる夫人の室内外は提灯が火入りされ、女は音の鳴る棒で足打ちというマッサージを受けながら主を待つ。足打
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JSA(2000年製作の映画)

4.6

軍事境界線で国境警備を遂行する南北双方の軍人たちのドラマ。

38度線です。


恨という感情は怨みとは違う。どうしようもない悲しみ。どうにもならないことへの悲しみ。と、韓国人の知人は言っていた。
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新聞記者(2019年製作の映画)

4.0

評判は当然耳に入ってきて、高評価とともに、映画としての深みが無いとかペンタゴンペーパーズやスポットライト、社会事件扱った韓国映画などに比べて攻めが甘い、などという声も聞いていたのですが…

過去の事件
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叫びとささやき(1972年製作の映画)

3.9

生々しい叫び、呻めき。
真紅の壁の圧力。
視線を外すことを許さない人物のアップの連続。
誰よりも愛を渇望する三姉妹の不穏。

この世はこんなにも孤独なのだろうか。
一瞬の幸福感に胸が締め付けられた。
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工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.7

ファンジョンミンファンとしてかなり出遅れてしまいましたが、観れました、やっと。面白かった。ワキを固めるアジョッシたちも良い。みんなすきだ。

日本にも最近「北風が吹く」現象がありましたよね。隣国の脅威
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紅いコーリャン(1987年製作の映画)

4.9

原作は莫言。マジックリアリズムの作風は本作にも感じ取れる。
冒頭、赤い輿が大地に揺れる花嫁道中は幻想的で緑のコーリャン畑に現れる覆面の追い剥ぎはどこか神話的でもある。
肉屋のサンパオの登場はマカロニウ
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ピクニック(1936年製作の映画)

3.7

素晴らしき哉、ブランコ。
絶賛するに足る名シーンとは思うものの、男たちが目を奪われていくシークエンスに時代を感じてしまう。

ボートのふたりがやたら艶めかしいので、むしろその後のキスシーンに…あまりう
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熱波(2012年製作の映画)

4.8

第1部「楽園の喪失」では、リスボンに住む老女アウロラの最期までの数日間を敬虔なカトリック教徒である隣人ピラールの視点で描き、そして第2部「楽園」では、50年前のポルトガル植民地下のアフリカを舞台に、ア>>続きを読む

ふたりの人魚(2000年製作の映画)

3.9

上海、蘇州河。燻んだ空気の向こうに発展の象徴のタワーを望んで、廃墟となったビルが並び、廃水が垂れ流される河。
上昇の夢を見るも孤独で地を這うように労働する日々。
華やかな世界から見捨てられたような街に
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つむぐもの(2016年製作の映画)

3.8

田舎の単身生活者、頑固な和紙職人が半身麻痺となり、そこに韓国からやってきたヨナがヘルパーとして雇われる。
ヨナは仕事も人付き合いも上手くいかずに怠惰な生活を送っていたために、親の勧めで気乗りしないまま
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神と共に 第二章:因と縁(2018年製作の映画)

3.9

第一章よりも面白かったし、倍増しで良かった。
一章と同じく家族愛がベースにあるのだけど、対立するもの同士の和解の道や、贖罪と赦しって感じで、私はどうしたって今の日韓関係を想起せずにはいられなかった。
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パフューム ある人殺しの物語(2006年製作の映画)

4.0

悪臭と芳香のお伽話。
特別な嗅覚を持って生き延びた男は、自身の体臭を持たず誰からも存在を認められないという宿命。
承認欲求と才能と本能とで淡々と狂気の沙汰に溺れ堕ちる。もしくは昇り詰めるというべきか。
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台北セブンラブ(2014年製作の映画)

3.3

台北の景色見たさに。
期待してたんだけど1ミリも心動かされなくてびっくりした!そういう意味で面白かった。
ポップな台湾の音楽に映像。この先私がホームパーティなんぞを開く日にはプロジェクターでこれ流して
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芳華-Youth-(2017年製作の映画)

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中華な青春映画と期待したんだけど、ちょっとプロパガンダ臭にやられてダメだった。
残念。

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