雨宮はな

ヘアーの雨宮はなのレビュー・感想・評価

ヘアー(1979年製作の映画)
2.0
歌唱力の高い役者がちらほらいるだけで、ミュージカル作品としては弱いヤク漬け若者たちによる反戦映画。

クスリでハイになってセックスして、社会人として親としての責任を放置していることがヒッピーだと言っているようにみえる作品だった。

LSDでガン決まりな妄想がビカビカしてないのが面白かったり、
素晴らしく良いメロディ&美声で一番の美形が歌い上げるのがド下ネタだったり、
黒人女性が裕福なキャラクターとして出てきて来ている者が白系でまとめられていたり、
そういった要所要所は面白かったのでスコア2.

友人と入れ替わりをはかって戦地に送られるはめになるのは悲劇だが、それも自分が招いたこと。
まるで悲しめない戦死者の墓地シーンなんて、初めて観た。
雨宮はな

雨宮はな