冒頭の「UFO…!」のとこ死ぬほど笑えたのに、中盤からヒューマンドラマにガラッと変わる高低差やばい。
今までのような派手さはなくこじんまりとしているけど、桃次郎の周りの人たちの心の弱さみたいなものを受け止めたり果ては尻拭いしたりと、断ち切れない縁の苦悩にもがく人たちの様子が涙を誘うんですよね…
玉三郎の父親の嘘だとわかっていながらおちゃらけて踊るとことか、「いい夢見させてもらったな」と何度も足を踏み外したジョナサンを受け止める桃次郎とか、もうここまでくると民話通り越して神話なんですよ、人情と男気の神話。
前半でUFOだ宇宙人だと騒いでたのも忘れるくらい後半が濃厚。「えり子さん、やはり地球人でしたか〜」の台詞はさすがにそりゃないだろwだったけど。