大好きな攻殻機動隊シリーズ。
久々に原点となった今作を鑑賞。
近未来SFの表現力と世界観には何度見ても目を見張る。個人的にはブレードランナーに並ぶ完璧な世界観のSF映画だと思う。
今見るとドラマ『ウエストワールド』で使われてるアンドロイド製造工程の描写にも今作のオープニングシーンが大きく影響を与えてるんじゃないかと思える。そんな新しい発見なんかもあって見る程嬉しい。
バトーと草薙素子の関係性
何度見ても萌える。
最初期作品ながらこのリアリティ。アキラなど当時の日本アニメーションのナマモノ感はいったいなんなんだろう？と考える。完全に憶測なんだけど、絵コンテの数が関係してるのかな？現代より使える絵コンテの数が少なくて、その分限りある動作の中で人間らしい肉体表現や世界観の断片を躍動的に切り取って見せる必要があったとか…？それが逆に効果的だったとか。
今のアニメーションの動きも凄いけど、別物として昔のアニメに惹かれる気持ちがあったりする。なににせよ母国語でこんな映画が見れるのって素晴らしい。
