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ゴースト&ダークネスのmhのレビュー・感想・評価

ゴースト&ダークネス(1996年製作の映画)
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「ツァボの人食いライオン」が題材。
表面的には人食いライオンを退治する話なんだけど、テーマとしては「人類が痛みと流血を伴って近代化する過程の話」で、平たく言うと神殺しの話。
政治的な話は抜いてたので、知的好奇心が刺激されるわけじゃないんだけど、前述のように神殺しの話になっているので、ただのライオンハンティング以上のなにかがあった。映画じゃないけど吉村昭の「羆嵐」にとても似ている。
汚いマイケル・ダグラスも良かった。
面白かった。
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