次のクリスマスキャロルは、1970年にミュージカル作品として公開された映画作品。
総合評価: 3.9
演出/脚本等: 3.8
原作を忠実に描きながら、ミュージカルというエンターテイメント要素を取り入れ、子供も大人も楽しめる新しい形のクリスマスキャロルを制作したことは、評価に値することができると個人的に思います。
演技: 3.8
初老のスクルージを演じたアルバートフィニーは当時まだ30代。年齢のギャップなど何の違和感も感じないほど、見応えある演技でしたし、他にもマーレイを演じた Sir アレックギネスもかなり印象に残るほどインパクトのある演技でした。
カメラワーク等: 4.3
Lighting techniqueが非常に良かったです。1970年に制作されたとは思えないくらいキャラクターの表情が非常に鮮明で、特に、practical lightingがかなり活かされていてかなり印象的でした。
編集: 3.7
まず全体的に映像が70年代の作品とは思えないほどかなり鮮明でとても良かったです。また特殊効果による空飛ぶ場面や墓から落ちる場面も、インパクトはかなり強いというわけではありませんが、違和感みたいなものはあまり感じなかったので、当時のことを考慮すれば、かなりクオリティの高い編集テクニックだなと感じました。
