ゾンビとゾンビだらけの世界を愛するきっかけとなった作品
オープンニングの街がゾンビ化するくだりが主人公の視点でテンポよく、かつ悲惨な現状が分かり易く演出されていて入り込みやすいです!
登場人物は看護師に警察、テレビの販売員、ギャングとその妻や警備員など個性的な生存者が多いのもこの作品の面白さの一つ!
無駄な死に方をする生存者は少なく、どの選択も合理的かつ共感できるため生存者達のサバイバル劇にわくわくします!
後半は畳み掛けるように湧き出る大量のゾンビと、銃弾の嵐。そしてこの映画の代名詞でもある改造バスを初めて見た時は心の底からシビレたのを覚えています。また今見ても変わらないくらいカッコよく感じました!!
ゾンビの頭を撃ち抜くシーンを都度アップで写してくれるのも、ロメロなりのファンサービスだと受け取っていますw
2000年以降のゾンビ映画の中では傑作の一つです。ゾンビ映画初心者の方にこそ見てほしい作品です。