娘演じるリヴ・ウルマンと母のイングリッドバーグマンの永年の愛憎劇です。
リヴ・ウルマンは素晴らしい女優さんです。
心の中を表現するのに、髪の毛一本一本にまで女優魂が吹き込まれているように感じます。
母と娘は大なり小なり何処も同じじゃないかなという感想をもちました。
ピアノを弾いている時の眼差しが実はとてもよく似ている。いとおしさの表現が素晴らしいです。
ベルイマンは母娘のここまでのどろどろをどこまで演出したのだろうかと思いました。すごい観察力です。女同士の情念をここまで理解しているのか。
いつも思うのですが舞台劇みたいです。