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何がジェーンに起ったか?のAのレビュー・感想・評価

何がジェーンに起ったか?(1962年製作の映画)
4.2
監禁系ホラーだとミザリーがダントツで嫌なんだけど、それに匹敵するするくらい一生ジェーンにイラつくし不快感が凄い。
そのくらいベティ・デイヴィスの演技が凄まじい。

初老の女が厚化粧でフリフリの服着てるだけで絵面的にはキツいんだけど、仕草や喋り方に少女的な要素が含まれていて更にキツい。

過去の栄光にすがりついて老いていく自分を認識できず客観視できないのってこんなに厳しいんだなと思うし自分も気をつけようと思う。

最初はまだ正気を保っていたジェーンが狂気に染まっていくまでをじっくり描いてて良かった。
その分不快感も凄いけど。

ブランチがずっと不遇で見てて辛い。
最後は助かったと思いたいな。

ラストシーンがかなり印象的。
カルト的に評価が高いのも納得の作品。
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