きつね

グッドフェローズのきつねのネタバレレビュー・内容・結末

グッドフェローズ(1990年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

私の好きなスティーブブシェミと芸人永野が好きな映画に挙げていた今作。

冒頭の刺殺シーンの生々しい音で、あ見れないかも‥と弱気になったけれどその先はバイオレンス描写たっぷりながらも楽しんで観られた。

確かにあったと思われる友情も信頼も、自分の保身と天秤にかけると保身が勝るよ!という身も蓋もない話ながらも、それがリアルで現実なのではと正直で好感が持てた。
くそつまらない生活に成り下がっても(それが普通の暮らしな訳ですが)人間ってそれでも生きたいものなんですよね、きっと。

数々の凶悪シーンがありましたが、ヘンリーの奥さんがディオールのドレスを貰うために道を歩かされるシーンが1番怖かったです。
右に曲がって結局何をするつもりだったのか‥

ラストはヘンリーの「くそ面白くない」からのトミーの発砲からのエンディングの流れがめちゃくちゃかっこよくて痺れてしまった。激ヤバエンディングのひとつに追加します。
(暫定1位のエンディングはマルホランドドライブです。)

あと印象に残ったのはカミソリでにんにくをうす〜くうす〜くスライスしているシーン。
食を大事にするグッドなフェローズ達なのでした。
きつね

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