このレビューはネタバレを含みます
子供の頃、雑誌などの恐怖映画特集で見てトラウマの1つだった、顔にたくさん穴の開いた女性の写真、あれはこの映画の宣材で、目を見開いた様が恐ろしくも美しい女優はバーバラ・スティールだった。吸血鬼の映画だと思っていたので「こんなに何度も(何人にも?)血を吸われて…」とか「首以外からも吸うんだ…」とか思った気がする。長年思っていた内容とはまったく違ったが、品格/風情/趣のあるルックに見惚れる美しい映画だった。グロテスクな描写や、生気?精気?を吸い取られるシーンの顔の特撮(メイク)もハッとさせられる魅力に満ちている。
ホラー秘宝まつり 2023