オーウェン

レポゼッション・メンのオーウェンのレビュー・感想・評価

レポゼッション・メン(2010年製作の映画)
2.8
一見するとフィリップ・K・ディックなんかが手がけそうな近未来SFの設定。

そう遠くない未来では人工臓器で延命が可能。
しかしこれは高額なので、ローンを組まなければ手に入らない。
返済が出来ないとその臓器を回収されてしまう。つまり死に至らしめる。
それを遂行するのが臓器取立て屋。通称をレポメン。

人工臓器というと「アドレナリン/ハイボルテージ」が思い浮かぶ。
こちらも臓器を埋め込みや取り外しの際は当然体の肉を切るので、Rー15の世界に突入だ。

そしてレポメンの隊員レミーが罠にはめられ自分が人工臓器をつける羽目に。
ここからレポメンに追われる生活が始まる。
こちらは「マイノリティ・リポート」の世界だ。
このようにオリジナルな部分が少ないので、それなりので終わってしまう可能性が高い。

もちろんジュード・ロウにしては珍しいナイフを使ったアクションや、ちょっとひねったラストを気に入る人もいるだろう。
でもそれが満足度にはつながらないのは致命的だ。
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