ハレルヤ

ソラニンのハレルヤのレビュー・感想・評価

ソラニン(2010年製作の映画)
3.6
将来に不安を抱えながらも夢を追いかける若者たちの姿を「ソラニン」という曲を軸に描く音楽ドラマ。

元々主題歌であるアジカンの「ソラニン」は大好きな曲でしたが、肝心の本作は今まで未見のままでした。やっとの初鑑賞でしたが見る前までのイメージ通り、良くも悪くもお決まりの物語でした。ストーリー的には目新しさは全くありません。

でもキャスティングは本当にバッチリ。宮﨑あおいの役柄は多分他の女優じゃ違和感あったんじゃないかなと思うほど、彼女が一番ハマっていたと思います。

高良健吾や桐谷健太もキャラに合っていましたし、演奏も実際に自分達で行っていてまさしく本物のバンド。サンボマスターの近藤洋一が演技している姿を見れたのもなかなか貴重。

社会人になった歳になっても恋愛と友情という絆はやはり大切で、どんな形であれ自分らしく生きることが人生において大事というのを思わせてくれます。無駄に足したり引いたりしていないので、そのままストレートに見れる作品でしょう。
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