今年226作品目
恐ろしくも面白い!
実話なだけに面白がるのは失礼ですが、映画としての完成度が高いというかとても観やすい戦争映画です。
実際にソマリアでおこった壮烈な「モガディシュの戦闘」(米軍を中心とする多国籍軍とゲリラとの市街戦)を描いています。
ソマリア内戦への超大国の介入と失敗をノンフィクションでやっているだけあってとてもリアル。
ある作戦の途中で、米軍の汎用ヘリコプター(MH-60L ブラックホーク)がゲリラによって撃墜され、作戦部隊は墜落ヘリの救助に向かう。
そこから巻き起こる激しい戦闘や軍のやりとりが本作の見どころ。
『怖いと思った時になにをするかが大切だ』という言葉が出てきますが、恐怖で動けるのが考えられない。
死ぬかもしれないことを覚悟している軍人だからこそですね。
次々と状況が変化していき、かなりハラハラしますが、これは実話。
『あなたはこの戦争に言葉を失う。
しかし、知るべき時が来た。』
この映画のキャッチコピーですが、その通り。