ひどい！たのしい！無責任！
U-NEXTで配信されていた。ありがたや。これは「クレージー作戦」シリーズの第二弾らしい。
業績右肩下がりの老舗製菓会社・鶴亀製菓は、起死回生の一手として「ハッスルコーラ」を開発するも、興奮剤を混ぜてたことで当局から発売禁止に。そこで責任をなすりつけられ、尻尾切りの子会社を任されたクビ候補の7人組による、モーレツ復讐劇が始まる。というあらすじ。
植木等の、興奮剤が効いてる時と効いてない時で、白黒とカラーを切り替えるアイデアにシビレた！効果的！
当時の日本の街並みをめちゃくちゃ堪能できる点も素晴らしい。未舗装の道だらけ。活気のある団地ロケ。ドアも閉めず、人も乗り切れてないのに、スリリングに発進するバス。
さらにいえば、セクハラ（というか痴漢、いや強制わいせつの域に達している）表現は、当時ですらどこまで許されてたのか、もはや令和の今知る術もないほど、強烈なものばかり。
銀行の支店長をタクシーに無理やり詰め込んで鎌倉まで送らせるとこ大好き。
問屋と揉めて暴れたら、精神病院救急車とパトカーと消防車が次々と来ちゃうとこも、究極に狂ってて大好き。
