のんchan

ベルヴィル・ランデブーののんchanのレビュー・感想・評価

ベルヴィル・ランデブー(2002年製作の映画)
4.2
アニメーションはあんまり興味ないのだけど出会ってしまった🤩

何これ〜、素敵✨愛くるしい💕
シニカルなフランスっぽさが溢れ、日本のアニメでは出せない味わいが伝わってきた。
個性的でアンバランスな身体つきの人々が奇妙な動きをする。不思議な魅力を持つタッチ。
色合いがお洒落で凄く好み😍茶系中心の大人色で、絶妙に中間色が重なっていて温かみがあって他で見たことのない雰囲気。
ほぼほぼセリフがなく、動く絵本を覗いている感じ💫

シルヴァン・ショメ監督は『ぼくを探しに』と短編を観ていたので、アニメーション作家でもあり、音楽も出来るってマルチな方だったんですね、素晴らしすぎます👏一気にファンです💖


両親を亡くして祖母と暮らしている内気な少年シャンピオン。
部屋から自転車レースのスクラップブックを見つけたお婆ちゃんは、自転車🚲をプレゼントしスパルタで特訓を開始する。
夢にまで見た「ツール・ド・フランス」に出場するまでに逞しくなる。しかしレース途中でマフィアに誘拐されてしまう。
お婆ちゃんは愛犬ブルーノを連れシャンピオン探しに奮闘する。
そこに現れたのが伝説の三つ子の老婆のミュージシャン🎵人生経験と知恵、そこにユーモアと優しさと愛❤️で協力してくれて多くの困難をクリアしていく...

お婆ちゃんが自転車の車輪をスチールドラム🥁代わりに叩くと、3つ子老婆がタップダンスを踊るシーン、良かったな〜🎶
生活用品、冷蔵庫、掃除機、新聞紙、なんでも使ってリズム音楽にしてしまう。
圧巻はエンドロールに流れるジプシースウィング🎵センスしか感じられない、痺れた〜👏

監督が敬愛するジャック・タチのポスター画🖼️が何気に壁に飾られていて、それまたホッコリ💕

ぜひ他作品も観てみたい🥺
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