『毎日なにか新しいことを!
その為の人生よ
人生は永遠には続かない』
閉塞的な退屈な 生 に飽きて
狂言自殺とも呼べない
ふざけた自殺の真似事を繰り返す
19歳のハロルド と
一週間後に 80歳の誕生日を控えた
自由奔放に 生 を謳歌するモード
年の差 60歳の
そんな二人のリアルな恋愛物語
ハロルドの歪みの原因である筈の
母親との確執や
一瞬だけ映る
モードの腕に 焼き付けられた
一列の数字の刺青
(アウシュビッツの生き残りの印と思われる)
そんな影の部分は
あえて説明無しでサラリと見せる
自由に 奔放に 生きること
自分を肯定すること
生 を謳歌すること を
ありのままに モードから学んだ
ハロルドの
ラストの決断が 素敵!
1970年代といえば
「カッコーの巣の上で」
「時計じかけのオレンジ」
「タクシードライバー」などなどの
多くの名作が生まれた時代
この「ハロルドとモード」も
アメリカではカルト映画として
熱心なファンが多いらしい
*6/10 DVD鑑賞