みきぴん

アメリカから来た少女/アメリカン・ガールのみきぴんのレビュー・感想・評価

3.8
台湾映画って丁寧に作られてるのが
多いなぁといつも思うのだけど
「#ひとつの太陽 」(2019)
「#弱くて強い女たち 」(2020)
「#瀑布 」(2021)
などなど
特に台湾映画が描く〝家族〟は
本当に細やかでリアルで
感情移入が止まらない
こちらの
「アメリカから来た少女」もまた
主要な登場人物はほぼ
家族の4人だけ

乳癌を患いアメリカから母国台湾に
帰国した母親と
中学生の長女と幼い次女
そして台湾で暮らしていた父親
(そもそもなぜ別居していたかは
語られていない……と思う🤔)

自由を謳歌していたアメリカの
学校生活から
親の都合で台湾に来た少女は
不自由な校風や生活に馴染めず
疎外感を募らせていき
癌の不安に潰されそうになる母親
にも反発していく

〝家族〟だからこその確執や衝突
〝家族〟だからこその赦しや愛
そんな繊細な感情が
丁寧に丁寧に描かれていた

根気強く家族を守ろうとする
人間らしい父親に
なんだか感動した😭
お父さんだって泣きたいさ!

良作でした👏👏

*Netflixでは「アメリカンガール」
というタイトルで配信されています
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