このレビューはネタバレを含みます
石井輝男の健さん無国籍ギャング
石井輝男監督傑作ギャング映画。
香港、マカオ、横浜を舞台に殺しの依頼を受けた健さん
不可解な殺害動機を巡り3都市を巡る物語。
謎の娼婦密売人石井組三原葉子
珍しいそしてチョー可愛すぎ加賀まりこ
そして一番美しく強烈な印象を残す南田洋子、娼婦です。
彼女と健さんのシーンで強烈なシーンが有り必見。
丹波哲郎の香港ボスも見せ場有り。
粋な言葉使いで健さんが妙に垢抜けた言葉を使います。(ドスを聞かしてないので妙)
無国籍なかんじ、香港、マカオの風景
ならず者の健さんがハジキ一つで暴れ回ります!
2008年11月レビュー
追記
あーDVD欲しい!
ヤクザ映画ムック本からの出会い。70年代東映作品郡との出会いの入り口に出会った作品。
ビニールがけの東映ビデオだった。
石井輝男のギャングものの中でもギョッと驚かされた。
物語は、一見健さんのギャングなのだが、
登場人物の不可思議な魅力人物の応酬
異国での
はきだめたならず者、健さんが
闇のボスと妙な出会いがおりなす
石井フィルムノワールの完成形
「ラインシリーズ」で培った石井ギャング物が、本作で完結したような気がした。石井本(石井輝男映画魂)を読んで再認識した。
ここらへんは、三池崇史のテイストすら感じる。三池監督の哀川ギャングものにも感じるのと同様だ。
ていうか、三池ギャングは、石井ギャングからはみ出そうとしているようにも見える。
ならず物健さんの異国ギャング
石井輝男ファン!
健さんファン!
ぜひ!