どーもキューブ

笑いのカイブツのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

滝本監督のお笑いのカイブツ作家編 


監督脚本滝本憲吾
原作ツチヤタカユキ
脚本足立紳、山口智之、成宏基




芸人映画おさらい
 ウンナン、ウッチャン監督の悲劇的な芸人物語「ボクたちの交換日記」

 板尾監督の傑作「火花」菅田将暉の芸人になりたい感情が爆発している!

 ドラマ「コントがはじまる」
自分的にはドラマのエランドール賞なみの素晴らしい半端芸人が現実に戻るドラマ!最高に好きで、ボックス購入して、ヘビローし7周くらいみてる。
菅田将暉 は間違いなく、

「俺!芸人の明るい ドラマやりたいっす」(全て想像してます)

って事務所社長に言ってる説を唱えたい。いや芸人映画に関して間口を広げたはのは、間違いなく菅田将暉の功績はデカイと思う。誰か褒めたってよ!いや売れてるからいいか、、。既に全員売れっ子のコントがはじまるメンバー。




去年からSNSで見ていた新作だった。どうやら お笑い映画、主演は、朝ドラで漫画家役をやってた気がした。推しの菅田将暉、そして片岡《「カミカゼタクシー」》礼子さんも出演していた。
「ひよっこ」の漫画家役が岡山くんだった。

上映最終日レイトショー、ユナイテッドシネマ新潟で見てきた。





いやあ熱い、振り切ったハガキ職人なりたい物語で 、熱かったなあ~。岡山くんが素晴らしくブチ振り切っていて、よかったっす。

久しぶりに鼻水がシャボン玉になる人をみた。自分も経験あるのでわかるけど、相当な悲しみが、ないとあの鼻シャボン玉は出来ないのだ!経験者はかたる。

ラジオのハガキ職人、大喜利名人になりたいツチヤ。何をしても本業はお笑い、バイトはにのつぎ。ストップウォッチで常にはかり、ネタを生み出そうとするカイブツ。作家志望なんで、
演者じゃないので、吉本の ネタ帳と似ていると怒られるとことか、リアリティある描写だった。
具体的な笑いの構造やら、ネタをどう面白いとするかとか、笑いのカイセツはなかったのがちょっと残念やったが、まあ面倒だよね、笑わせるネタだからね。

ベーコンズのお二人。仲野大賀と板橋駿谷、指導はチャンピオン「令和ロマン」
仲野大賀がツチヤを作家にさそうが、、 。


バイト先のいそうな 水商売にいさん、菅田将暉。


岡山くんとの居酒屋のシーンは、必見 。自暴自棄になる姿にとても共感というか、気持ちがよかった。


なんだか彼女風のバイトさん、松本穂香。さりげなく、ドムドムバーガー店員(タイアップ)

プロデューサー役で、ツチヤにふりまわされる役。リアクションが素晴らしかった!朝ドラ「らんまん」の大学生役の前原さんだった。


推しの片岡礼子さんは、ツチヤの母役。
理解 してる母なのか、悲しいシーンの演技よかったっす。片親ならではの存在感。


さて
お笑いのカイブツはいかにして
お笑いにぶつかっていったのか?作家編
お笑いファンは!ぜひ!


フィルマ版追記
芸人映画の具体的な作家志望の物語で面白かったですね。バイトしながらネタ考え過ぎで、世捨て人拒否感たる主役ですが、芸人の人付き合いが出来ないあたしの崩壊具合がとてもよかったですよね。こんな細かい描写を見たのは初めてだったなあ。それはある意味主役

岡山天心くんの全身全霊の演技のたまものだったと思った。
笑うシーンも自嘲的侮蔑的笑いしかないツチヤの攻撃的お笑い青春映画は、間違いなく新しい映画だった。

熱いシーンが、多い素晴らしいお笑いの内側映画でした。ぜひ!どうぞ!

だけど
ツチヤくん、けど、儲けたお金ドバっとはいったらすぐナオン遊びしそうだけどね! 
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