どーもキューブ

エゴイストのどーもキューブのネタバレレビュー・内容・結末

エゴイスト(2023年製作の映画)
4.1

このレビューはネタバレを含みます

松永監督のとあるジムでの恋ーエゴイスト

原作 高山真
監督脚本松永台司
脚本狗飼 恭子



ジャケット写真やSNSで見た時から見たかったやつ。

まあ同性愛たる、ふたりの俳優の自然な表情が釘付けとなった。ジャケット見たい度急上昇、吸引力あるふたり。鈴木亮平の目、宮沢氷魚の目だった。
いきなり2024年レンタルした。



いやあ情熱的な映画でした。

何より主演 お二人が素晴らし過ぎた。必見ですよ!本当同性愛のカップルの生活をのぞいているかのようだった。

とある パーソナルジムにてふたりは出会う。
そして恋に落ちる。ひとつになる。絡みががっつり絡んでいて、やはりびっくりした。そのふたりの表情、変化、ふたりの距離、ラブラブと苦しみと。垣間見えるふたりの恋。

題名が「エゴイズム」なんで、 考えたんだけど。やはり鈴木亮平の ラブがエゴイストなんかな?!お金を渡すんだけど、そこなんかな?!と。

だけど片親どうしで、こういう関係性に リアルをとても感じた。むしろ鈴木亮平の涙に涙した。

意外や意外の「テレビタックル」でお馴染みの阿川佐和子さまが、またよかった。

 なにか男優賞を受賞しないと駄目だろう的素晴らしい演技と表情愛、絡みだった鈴木亮平。
所作、動作、目線、素晴らしかった。
鈴木亮平が感極まるシーンで心がシンクロして涙した。 

 友達との 話し合い、手の感じ、笑み、視線、とても素晴らしい 男性愛のある人にみえた。

本当見終えたあと演技賞物だよなあ~と思ったら、毎日映画コンクール受賞して、よかったよかったと祝福ツイート した。勿論鈴木亮平ファンになる。

カメラアングルは遠景がほぼ無いほど接写していて、表情を逃がさない。だからふたりの演技はよくみえる。

今回の助演の宮沢氷魚。 宮沢くんもよかったっすよ~!一途 な思いに悩み、受け入れ、、、苦しむ。

恋するふたりが苦しいふたりになってくる、、、。受けのリアクション、絡み、純なるピュアな感じが表現されてた。それは宮沢さんの「純心」な感じが出てたのかな?と目を見てて思った。
プライベートもびっくりしたけど!!「エゴイスト」効果?!  

朝ドラの「ちむどんどん」でみていたので、びっくりしたのだ!新聞社に勤めてたっけ?!。

 同性愛映画を時々みてきたんだけど、また新しい日本映画として、リアルに新宿二丁目あたりにいそうな人達の生活と恋が濃いめマシマシに真摯に、情熱的に、エゴイスティックに恋愛映画になっていた。

それはひとえに鈴木亮平、宮沢氷魚、ふたりの俳優を見る、 魅了されたラブストーリーだった。
熱さと、冷たさがしっかり感じられた。



さて
松永監督のパーソナルジムからの恋
エゴイストな恋?!?
しっかり冷たいあっついラブがあふれた映画でした!


追記
わたしは、ノーマルなんで、男性に恋はないけど、ブルースリーやチャップリンは好きなわけで、、。

いやあ思いのほか、肉感的にガツンガツンきたんでびっくり、しっかり頭にぶちこまれましたね。前日に「笑いのカイブツ」みて、  翌日に「エゴイスト」みたんで、2日であっちぇえ人達2連続 でみて、2日疑似ホット ホットドラマが見れて大満足でした。また疲れた(良い疲れただよね!!!)

フィルマークス版追記
今まで同性愛の映画を振り返ると、。
「真夜中のカーボーイ」大好き!70年代の大傑作のニューシネマ。ラッツォことダスティンホフマンのあの歩き方!ニューヨークに思い切り体でぶつかって、見事にぶっつぶされていく。ある意味時代は古いが精神が青春してる時点で素晴らしい青春映画にみえる。

わたしの中の確固たる同性愛映画の金字塔は「ブローバックマウンテン」だ。これは、素晴らしいよねぇ。俺、この熱にほだされてねヒースレジャーが亡くなっんじゃない?!と悪い邪推するくらいよかった。こちらは、その当時のガチガチな社会性的、キツい目線がしっかり表現されてて、よかったなあ。アンリー監督の傑作。結構これを超えるのみたことないかも、洋画でね。

「ハッシュ」橋口監督。間違いなく日本映画の同性愛映画の開祖的映画の橋口監督。同性愛で赤ん坊が欲しいからはじまる、奇妙な三角関係を魅せてくれます。大好きな作品!!

いやああっつい映画でした。
だから気になるのが。
女性監督が描くレズビアンの映画が日本映画で見たいよね!
アメリカはもはやドラマでばんばんあるもんね!頑張れ日本映画。

ジェニファービールスの「Lの世界」シリーズね。レンタルで1話みて。もはや凄い距離感がある世界観の素晴らしいディテール。たじろぐほど凄かった。
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