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ホノカアボーイのsonozyのレビュー・感想・評価

ホノカアボーイ(2008年製作の映画)
3.5
ハワイ島の小さな町ホノカアを舞台に、大学休学中の青年と日系アメリカ人の人々との交流を描いた物語。
久々の再見です。

大学生レオ(岡田将生)がカオル(蒼井優)と訪れたハワイ島の小さな町ホノカア。
カオルと別れたレオは大学を休学し、小さな映画館「(実在する)Honoka’a People’s Theatre」で住み込み映画技師の助手を始める。

映画館にいるのは、食いしん坊でぽっちゃり気味の女主人エデリ(松坂慶子)、無口な支配人/技師、いつも寝てる耳が遠いポップコーン売りのじいちゃん。

近くに住む87歳のじいちゃんコイチ(喜味こいし)は、エロ本好きで「日本のじゃないと勃たんのじゃ」とレオに日本から取り寄せてもらうのを待ってたり、ペネロペ・クルスのポスターに見入って夢を見たり。笑

レオは映画館で売っている名物マラサダ(ハワイのドーナツ)を作っている料理上手なビーさん(倍賞千恵子)のマラサダの材料の粉を運ぶようになり、一人暮らしの彼女の家で毎日美味しいご飯を食べさせてもらう親しい関係になる。

そして雑貨店で働く美しいマライア(長谷川潤)と出会う・・

ビーさんの亡き夫に似ているというレオへの想いが微笑ましい。

いかにもハワイな道、建物、空気感。
映画館、床屋、雑貨店。
ウクレレを弾く少年。
レオの乗るいい味わいの古いランクル。

マラサダやビーさんの作る料理の数々。ロールキャベツ!
いたずら好きのビーさんの割り箸ゴム鉄砲や、クマの目が動く可愛いかき氷器(きょろちゃん)。

「同性愛」と書かれたTシャツ(意味は分かってない)着てるエロ爺コイチさん。笑

まさにロコガールな可愛さの長谷川潤のフラのシーンの美しさ。
ちょい出の深津絵里も可愛い。

RainbowならぬMoonbow(月虹)もこの映画で知りました。

あー、ハワイ行きたい。
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