アカショウビン

片腕ドラゴンのアカショウビンのレビュー・感想・評価

片腕ドラゴン(1972年製作の映画)
5.0
なかなかの珍作であった。妙にハマって一人で大爆笑してしまった。アクションのレベルは正直低くて、5分くらいで見るのやめようと思ったんだけど最後まで見てよかった。決して良い作品ではないけど、愛さずにいられない魅力がある。
町の道場でいざこざがあり、敗北した側の道場が逆恨みで外国から達人を呼び寄せて復讐を企む。沖縄空手の達人とその弟子2名、柔道の名人、テコンドーの達人、タイのキックボクサー兄弟、インドヨガの達人、チベットのラマ僧2名。主人公は沖縄空手の達人のチョップによって腕を吹き飛ばされるんだけど、ある父娘の助けを借りて残った片腕を鋼鉄の硬さに高める修行して外国の達人たちにリベンジする。
この映画の魅力はやっぱり胡散臭い外国の達人たち。全員ものすごい個性的でおもしろい顔面してる。戦うときは全員すごい雄叫びあげるのも笑えた(amazon primeの吹き替え版を見た)。インド人(たぶん黒塗りの中国人)が逆立ちで高速移動するのと、タイ人が戦う前に行う儀式とそのシーンで流れるピロロローってBGMがツボでした。
真夜中に友人たちとお菓子喰らいながら見たいな。