BSプレミアムシネマにて初鑑賞。
両親を惨殺された1人の男が犯人である3人組の男たちを追い、復讐しようとする西部劇。
スティーヴ・マックィーン当時36歳。本作の前後も代表作だらけということもあり、この時はまさに彼が一番勢いのあるタイミング。復讐劇がテーマということもあり、その勢いをぶつけている感じでした。
彼が主演だからこそ主人公マックスの魅力が格段に上がっていたと思います。冒頭のまだ人を殺したことの無い姿から終盤のクールな佇まいはかなりのギャップを感じました。まさにマックスの成長物語とも言える内容でしょう。
ただ1人1人に復讐するまでがかなりの時間と手間かかっていて長いのが残念。途中意識飛びそうになりました。それでも後半のプチ「大脱走」は楽しめましたが。笑
やはりマックィーンの力によるところが大きい。彼の姿を見ているとスター俳優とはこういう人を指すものというのを感じさせてくれます。